インターホン工事の流れを紹介します
交換・修理の場合
まず最初に、交換と修理は同じにさせて頂きました。
理由は、故障による修理をご希望の場合でも、交換の方が手っ取り早い為です。
1.現在付いているインターホンの種類を確認する
交換の場合、基本的に配線は現在付いている物をそのまま使用します。
ただしタイプによって出来る時と出来ない時があります。
- ・電源直結(壁埋め込み)タイプか、コンセントタイプ、乾電池タイプか
- ・通話タイプか、呼び出しチャイムか
この内、乾電池タイプの場合、新たに付けるインターホンの電源を確保する必要があります。
電源直結タイプの場合は電源配線工事が必要
コンセントタイプの場合は工事は不要ですが、設置場所に制約があります。
また、現在火災報知器や電気錠と連動している場合はそれに対応している機種を選ぶ必要があります。
Panasonicでもアイホンでも対応モデルがあるので、探せば見つかると思います。
ポイント
今どんな機種がついているか確認しましょう
2.インターホンを購入するor工事業者に連絡をする
現在付いている機種が分かったら、互換性のある機種を購入するか、工事業者に依頼しましょう。
自信がある方は自分でお気に入りの機種を購入されるのが良いですが、不安な場合は工事業者に問い合わせて聞いてみましょう。
ポイント
その時に、出来るだけ詳しく状況を説明すると失敗を防げます。
新規取付の場合
現在インターホンが取り付けされておらず、新たに付ける場合は、
基本的に配線工事が必要になります。
室内の親機に必要な電源と、室内の親機と玄関の子機を結ぶ連絡線の大きく二つの配線が必要となります。
配線工事はインターホン本体の取り付けよりはるかに手間がかかる工事の為、費用もそれなりにかかります。
また配線の引き方も、全て壁に埋め込み配線を見せないか、モール等で隠すのか、全て露出するのか、
後ろに行くほど費用は安くなりますが、建物の状況、見栄え、予算の関係で決めていきます。
ただし、賃貸物件や前の所有者がいる場合、インターホンは無いが配線が残っている事もあります。
その場合は配線工事は不要です。
ポイント
こんなプレートが無いか探してみましょう。↓
工事の実施
ここまでで状況を確認でき、部品も手配出来たら次は工事です。
勝手がわかる方は自信で行う事も可能ですが、、
電源直結タイプ(配線が壁に隠れているタイプ)
は電気工事士の資格が必要です。また、100V電源の扱いに注意が必要です。
コンセントタイプは電気工事士の資格は不要ですが、見栄えはあまり良くないのと、通常の住宅は電源直結になっているので、それから交換をするという事は結局電源の取り外しが必要になるので電気工事士の資格が必要となってしまいます。
資格不要なパターン
・直結電源を扱わない
・コンセント→コンセントへの交換
・何もない所にコンセントタイプを新たに取り付ける
資格が無い、不安な場合は業者に頼むのがオススメです。
近くの業者を検索してみましょう。
一番オススメなのは、それぞれの地域の業者さんに直接連絡をする事です。
費用相場としては配線工事なしで8千円~1万円前後が適正価格かと思われます。
まとめ
インターホンの取り付けは何も無ければ短時間で終わり、そんなに大掛かりな工事ではありません。
ただし、事前の状況や取り扱い機種の確認などの気を付けるポイントがあります。
特に配線工事の有無など、事前に状況がわかれば費用との兼ね合いでワイヤレス接続モデルの選択も考慮に入れる必要がありますので、ご自身でやられる場合も、業者に依頼する場合も、今回ご紹介した内容を参考に良く確認して頂ければと思います。