防音室の工事をお考えですか?
防音室は、大手は楽器メーカーでもあるヤマハなどのメーカーが提供しており、各社が販売しています。
集合住宅で楽器を演奏したい方はもちろん、シアタールームを作りたい方、現在はリモートワーク用のお部屋、Youtuberなどの配信をされている方にもニーズがある製品です。
防音工事において問題になるドア

防音工事で問題になるのは、内開きのドアです。
基本的に、部屋のドアというのは上記画像の様に内側(部屋の中の方)に開くように作られます。※理由は別記事にもしています。
防音工事は、今の部屋の中にもう一枚防音壁(遮音壁)を立てていき、ドアの部分にも専用の防音ドアが設置されます。部屋の中にもう一つ部屋が出来るイメージです。
そうなると、元々あるドアが内側に開く様になっていると、さらに内側に出来る防音室と干渉してしまう事になります。
内開きのドアが干渉してしまう場合の対策
①ドアを外す
最も手っ取り早いのは、ドア取ってしまう方法です。これをすれば干渉する問題はクリア出来ます。ただしいくつか課題もあります。
- 外したドアの保管or処分方法
- 防音性能の低下
- 美観上の問題
外したドアの保管or処分方法
賃貸、もしくは持ち家だとしても売却時や防音室を撤去した際の事を考えると、ドアを保管しておきたい事があると思います。ドア1枚とはいえかなりのスペースを取りますので、保管場所について考える必要があります。
また、不要なので処分をするという場合も、搬出して廃棄するのに手間と費用が発生します。
防音性能の低下
部屋の中にもう一つ部屋を作り防音をする防音室には、二重の壁がある事が重要です。
ドアを外してしまうと、そこだけ穴が開いてしまうので、防音性能が低下する事が予想されます。
美観上の問題
ドアを取り外しても、ドア枠やその他金物などが残る為、明らかに外した事がわかります。自宅はもちろん、教室など来客がある場合あまり見た目は良くなくなってしまいます。
②ドアを外開きに変更する
上にドアを外しただけの場合の課題を記載しましたが、それらを回避するには、ドアを外開きに変更するのが一番です。
ドアを外開きにする工事をしておけばおそらく十分な対策が出来ます。
ですが、別の問題が起きる可能性もあります。例えば、ドアの位置によっては外開きにするとどこかにぶつかってしまう、廊下に人がいるとぶつかってしまうなどもありえます。
さらに対策するならば
・ドアをガラス入りに変更して外の様子がわかる様にする
・外開きにした時に他の場所にぶつからない様に戸当たりを追加する
・大きさを変えたドアを取り付ける(別途内装工事が必要)
工事会社への依頼
防音室の工事はメーカー提携、工務店独自で提供している物など様々あります。
会社により対応方法は様々ですが、ノウハウが豊富で、住宅の既存部分のリフォームも含めて対応が可能な会社であれば問題はありません。
ですが、ドアの部分など既存の住宅工事に関わる部分は対応出来なかったり、提携先に依頼したりという会社もあります。
お客様が自身で対応できる業者を別に探さなければいけないパターンもあるかもしれません。
ご相談ください
ここまでの内容について、対応実績がありますので、的確な工事と、費用を抑えた工事をする事が可能です。
お気軽にご相談ください。